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暦と数の話―グールド教授の2000年問題  スティーヴン・ジェイ グールド 著

Amazon.co.jp: 暦と数の話―グールド教授の2000年問題: スティーヴン・ジェイ グールド, Stephen Jay Gould, 渡辺 政隆: 本
暦と数の話―グールド教授の2000年問題
僕の敬愛するS.J.Gouldが2000年を前にして書いた"millennium"に関するうんちく本。8歳の1950年の正月に、普通に生きていれば自分が千年に一度の瞬間に立ち会える事に気づいてから、これについての本を書く事に決めていたというグールド。至福千年と千年期のミレニアムの意味の変遷、新世紀は2000年からなのか、2001年からなのか、そして、何年何月何日であっても、その曜日をピタリと言い当てる事ができる特殊な能力を持つ人々の話・・・。最後は、他の本と同じく、グールドの人間に対する(楽観的な)愛を感じさせる一冊。