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2008-01-01から1年間の記事一覧

大晦日

今年は兄の家に祖父母も来て新年を祝う。これから千葉まで移動。

2008年の読書は・・・

まだ1日ありますが、今読んでいる本は上下巻本の上で、下は借りられる目処が立っていないので、完読を基準に考えると今年の読書はここまでで完了でしょう。 今年は40作品(上下巻は1作品としてカウント)を読むことができました。2007年に50作品を…

感染地図―歴史を変えた未知の病原体:スティーヴン・ジョンソン 著 矢野真千子 訳 河出書房新社

感染地図―歴史を変えた未知の病原体 19世紀半ばのイギリス。まだコレラが微生物によるものであるという概念が無く、不潔な下層民街の汚れた空気が病原であるという認識が一般的であった頃、ロンドンの町の一角でコレラへの感染が始まった。次々と新たな発…

歴史をかえた誤訳:鳥飼 玖美子 著 新潮社

歴史をかえた誤訳

処女の文化史 (新潮選書):アンケ ベルナウ 著 夏目幸子 訳 新潮社

処女の文化史 (新潮選書)

図説「最悪」の仕事の歴史:トニー・ロビンソン 著 日暮雅通、林啓恵 訳 原書房

図説「最悪」の仕事の歴史 前に読んだ「感染地図」に触発されて読んだ。各時代毎の「最悪」の仕事とは今の3Kも比べものにならないほど、悪臭や不潔にまみれた仕事だ。しかし、社会の底辺において偏見や軽蔑を受けていた仕事がなければ社会自体が成り立つこ…

雪はよごれていた―昭和史の謎 二・二六事件最後の秘録:澤地 久枝 著 日本放送出版協会

雪はよごれていた―昭和史の謎 二・二六事件最後の秘録 二・二六事件で蹶起し、首謀者とされた青年将校たちは非公開の軍法会議で死刑判決を受け、事件の背後関係は明らかにならないままだった。そして、その資料は大戦においてすべて焼失したとされていたが、…

JFK―ケネディ暗殺犯を追え (ハヤカワ文庫NF):ジム ギャリソン 著 岩瀬孝雄 訳 早川書房

JFK―ケネディ暗殺犯を追え 国家の行方を変えたという点と、公式の見解は出ているものの裏がありそうという意味ではJFK暗殺事件は日本の二・二六に匹敵する大事件であったと思う。この本はかつてオリーバー・ストーンが“JFK”という同名の映画を作成した時の…

エーテル・デイ―麻酔法発明の日 (文春文庫):ジュリー・M. フェンスター 著 安原和見 訳 文藝春秋

エーテル・デイ―麻酔法発明の日 1846年10月16日マサチューセッツ総合病院において、町の歯科医師に過ぎなかったウィリアム・モートンは外科医師に招かれ、首の腫瘍の切除手術を受ける患者に対して硫酸エーテルを用いて麻酔をかけた。これが歴史上に記録され…

聖断 昭和天皇と鈴木貫太郎 (PHP文庫):半藤 一利 著 PHP研究所

聖断 昭和天皇と鈴木貫太郎 (PHP文庫)

小泉の勝利 メディアの敗北:上杉 隆 著 草思社

小泉の勝利 メディアの敗北

オッペンハイマー 「原爆の父」と呼ばれた男の栄光と悲劇 上・下:カイ・バード、マーティン・シャーウィン 著 河邉俊彦 訳 PHP研究所

オッペンハイマー 「原爆の父」と呼ばれた男の栄光と悲劇 上 オッペンハイマー 「原爆の父」と呼ばれた男の栄光と悲劇 下 世界初の核兵器の開発という一大プロジェクトは、ただ優れた科学者によって成されたのではなく、精神的な不安定さや、時には人を不機…

「2・26事件」がよくわかる本 (PHP文庫 た 46-13):太平洋戦争研究会 著 PHP研究所

「2・26事件」がよくわかる本 (PHP文庫 た 46-13)

同窓会

灘高校36回生の同窓会に出た。25年ぶりの顔に多数出会う。担任だった先生が全員元気であったことに驚くとともに感動する。

誰かの役に立とう

もう30年くらい前(高校生になるか、ならないかの頃)にそう心に決めました。 でも、高校生が考える事ですから、単純に「自分が【役に立つ】と考える事をやっていればそうなれるはず」くらいのものだったので、それがとてつもなく難しいことである事を思い知…

いいじゃないか、欲しかったんだから

8月末にiPhoneを買ってから3ヶ月。とうとう白戸家のお父さんもiPhoneユーザになっていました。お父さんのセリフ「いいじゃないか、欲しかったんだから」というのは、そのまま自分自身にも当てはまる「言い訳」で、家でテレビを見ていて、あのCMが流れる度…

学園祭

来週の週末は長男の通う中学校の学園祭。 PTAでも色々と協力をするので、これから来週にかけて少し準備が必要。

容疑者Xの献身

を家族4人で見てきました。 東野圭吾はデビューした頃から知っていますが、それほど読んだことはない。 推理小説のトリックにはいくつかのパターンがありますが、今回は所謂「顔の無い死体」のパターン。 確か、横溝正史が「黒猫亭殺人事件」の中でこのパタ…

光の雨 (新潮文庫) 立松和平著 新潮社

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老検死官シリ先生がゆく コリン・コッタリル著 雨沢 泰訳 ヴィレッジブックス

老検死官シリ先生がゆく (ヴィレッジブックス)作者: コリンコッタリル,雨沢泰出版社/メーカー: ヴィレッジブックス発売日: 2008/08/20メディア: 文庫 クリック: 5回この商品を含むブログ (16件) を見る

「古事記」の真実 (文春新書 649) 長部 日出雄著 文藝春秋社

「古事記」の真実 (文春新書)作者: 長部日出雄出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2008/08メディア: 新書購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (14件) を見る 長部氏の本は何冊か読んだことがある。最初に呼んだのは「鬼が来たー棟方志功伝」だった。…

官邸崩壊 安倍政権迷走の一年 上杉 隆著 新潮社

官邸崩壊 安倍政権迷走の一年作者: 上杉隆出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/08/23メディア: ハードカバー購入: 9人 クリック: 200回この商品を含むブログ (104件) を見る 最近、「ジャーナリズム崩壊」という新刊も出た上杉氏の「崩壊」シリーズ(?)の…

四畳半神話大系 森見登美彦 角川文庫

四畳半神話大系 (角川文庫)作者: 森見登美彦出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2008/03/25メディア: 文庫購入: 68人 クリック: 974回この商品を含むブログ (543件) を見る 大学三年生の春までの二年間、実益のあることなど何一つしていないことを断言してお…

マイナス・ゼロ 復刊

以前の日記のReadingBooksにもあるが、広瀬正氏の傑作であり、長く絶版状態だった「マイナス・ゼロ」が復刊された。 マイナス・ゼロ 広瀬正・小説全集・1 (広瀬正・小説全集) (集英社文庫)作者: 広瀬正出版社/メーカー: 集英社発売日: 2008/07/18メディア: …

アインシュタインをトランクに乗せて:マイケル パタニティ 著 藤井留美訳 ソニーマガジンズ

アインシュタインをトランクに乗せて 本当かどうかは知らないが、日本でも夏目漱石の脳は摘出されて、標本になっているという話を聞いたことがある。 アインシュタインの解剖を担当した医師は、衝動的に(学術的な目的で)アインシュタインの脳を摘出し、最…

マラケシュの贋化石〈下〉進化論の回廊をさまよう科学者たち:スティーヴン・ジェイ グールド 著 渡辺政隆 訳 早川書房

マラケシュの贋化石〈下〉進化論の回廊をさまよう科学者たち

マラケシュの贋化石〈上〉進化論の回廊をさまよう科学者たち:スティーヴン・ジェイ グールド 著 渡辺政隆 訳 早川書房

マラケシュの贋化石〈上〉進化論の回廊をさまよう科学者たち

タイムマシンをつくろう!:P.C.W. デイヴィス 著 林 一 訳 草思社

タイムマシンをつくろう!

鬼のすべて:鯨統一郎 著 光文社

鬼のすべて

解読! アルキメデス写本:ウィリアム・ノエル、リヴィエル・ネッツ 著 吉田晋治 訳 出版社

解読! アルキメデス写本