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2008年の読書は・・・

まだ1日ありますが、今読んでいる本は上下巻本の上で、下は借りられる目処が立っていないので、完読を基準に考えると今年の読書はここまでで完了でしょう。
今年は40作品(上下巻は1作品としてカウント)を読むことができました。2007年に50作品を達成したことと、途中ちょっと読書スランプになったので40作品までこれたのは良かったと思います。
その中で今年のベスト1を選ぶとするならば・・・・ノンフィクションですが
感染地図―歴史を変えた未知の病原体
感染地図―歴史を変えた未知の病原体
かな。19世紀の出来事ですが、そこで描かれた地図を現在のジオタグにつなげて考えている著者の視点に感心しました。次点はやはりノンフィクションで
孤独なボウリング―米国コミュニティの崩壊と再生
孤独なボウリング―米国コミュニティの崩壊と再生
この本の緻密な調査(安易に結論に飛びつかない慎重さと謙遜)こそは、現在の日本の似非ジャーナリズムに見習って欲しいところです。
しかし、それにしても、今年もフィクション系の読書が少なかったことを反省。アーヴィングの新作に至っては途中まで読んで挫折してしまいました。来年は3冊中1冊はフィクションを読むようにしたいと思うのですが・・・。