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2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

時津風部屋の序ノ口の力士がリンチで死亡した。親方と兄弟子が結託した殺人だ。 親方は被害者である力士を「かわいがる」ように兄弟子に指示したというから、殺人教唆だろうし、兄弟子は金属バットで殴り、親方はビール瓶で殴ったというから明らかに傷害致死…

筒美京平トリビュート

the popular music ~筒美京平トリビュート~ 筒美京平トリビュートアルバムがとてもいい。 カバーというのは、2方向。自分の味を出しつつも、オリジナルを彷彿とさせて、その上を目指すか、自分らしさを出して、いい意味で聞き手を裏切るか。山崎まさよしの…

眼の誕生ーカンブリア紀大進化の謎を解く アンドリュー・パーカー 渡辺 政隆/今西 康子 訳  草思社

眼の誕生?カンブリア紀大進化の謎を解く 「カンブリア大爆発」といえば、進化の歴史の中で最大の出来事であり、謎だった。言い換えると、カンブリア大爆発が起きたあとの影響について書かれた本は五万とあったが、なぜカンブリア大爆発が起きたのか?という…

被爆のマリア 田口ランディ 文藝春秋

被爆のマリア 等価なものとは何だろう?我々は厳密には自分が体験したものしかその喜びや悲しみの深さを測れない。としたとき、他人の体験の深さを思い測る時、それはその体験と等価な別のもの、自分が体験したものに置き換えるしか無いのではないだろうか?…

がんばれカミナリ竜〈上〉/〈下〉進化生物学と去りゆく生きものたち スティーヴン・ジェイ・グールド 広野喜幸 松本文雄 石橋百枝 訳 早川書房

がんばれカミナリ竜〈上〉進化生物学と去りゆく生きものたち がんばれカミナリ竜〈下〉進化生物学と去りゆく生きものたち グールド氏が亡くなったのは淋しい限りだが、幸いにも僕にはまだ読んでいない彼のエッセイがある。それは限りはあるが、限りがあるこ…

九寸五分

昨日の夜、NHKの芸能花舞台で歌舞伎の「仮名手本忠臣蔵」をやっていた。大星由良之助は現:松本幸四郎氏が演じていた。 歌舞伎は劇場に行ってみた回数は2回しかないが、そこそこ好きなので、ちょっと見ていた。四段目の塩冶判官(いわゆる史実の赤穂藩主浅…