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2009-01-01から1年間の記事一覧

今年の体重、体脂肪記録

今年の4月から年末までの体重の変移はこちら。 同じく体脂肪はこちら。

2009年に変わった事

2009年を総括すると、何かと変わった1年でした。風呂釜壊れて、新しいやつに替えるのに30万くらいかかったのは、確か今年の春でした。オーブンレンジが急逝して買い換えたのが2008年の終りの方だったと思うので、出費が続き痛かったです。今の家に越して10年…

万死に一生 第一期学徒出陣兵の手記 (徳間文庫) 柳井 乃武夫著 徳間書店

いわゆる「学徒出陣」によって南方に出征した著者がフィリピンの小島で任に就き、やがて米軍の圧倒的な力に敗れが日本軍が転進した(実際には敗走&撤退)後も取り残され、残った部隊員と終戦の数カ月後まで戦い続けた記録。フィリピンでは島民たちは米国と…

春期限定いちごタルト事件 (創元推理文庫)  米澤穂信著 東京創元社

恋愛関係にも依存関係にもないが互恵関係にある高校一年生の小鳩くんと小山内さんの男女二人が、目立たぬ小市民たろうとする意思に相反して、身の回りの小さな謎解きにその才能を吐露してしまう短編青春推理。青春推理の王道は「人が死なないこと」だと思い…

ちょっと早いけど

そろそろ今年も終りで、総括の時期になってきました。 読書はReadingBooksというタグにまとめていますが、今年は40冊に手がとどくか届かないかというレベルでした。一応、毎年50冊を目標にしているのですが、今年はちょっと少なかったですね。ただ一方で…

ひとつ、終わる。

bigtree-craft.infoというドメインを取ったのは2005年の事。96年から個人のHPを持っていた。当時は長男が保育園に通い始めた頃で、「子持ち」にかけて「柳葉魚(ししゃも)」というタイトルを思い立ってHPのタイトルにしたのだ。 その後、子どもたちを通わせ…

自分の体で実験したい―命がけの科学者列伝 レスリー・デンディ、メル・ボーリング 著 梶山 あゆみ訳 紀伊國屋書店

危険なことは避けなければならないが、避けていてはいつまでたっても核心に迫ることができないという事がある。例えば新薬の研究など、モルモットなどを使用した動物実験を行っていても、最後には人間で試さないと、本当に大丈夫かどうかはわからない。しか…

1968ー世界が揺れた年<前編><後編> マーク・カーランスキー著 来住 道子, 越智 道雄訳 ソニーマガジンズ

パリ五月革命、プラハの春、ベトナム反戦運動、キング牧師暗殺、ボビー・ケネディ暗殺、1968年はまるで地殻変動の様に世界中で社会変革と、衝撃的な事件が続発した。それぞれは、どう繋がっていたのか(繋がっていなかったのか)、そこにいた人たちはど…

今週のお題:会ってみたい有名人

生で見てみたいのは、アップルCEOのスティーブ・ジョブス。でも、会って話をしてみたいのは“もう一人のスティーブ”と呼ばれるスティーブ・ウォズニアック。ジョブスはやっぱり時の人でもあるし、時代の変革者だから、「見てみたい」という気がする。例えば何…

ニュースのベクトル

市橋容疑者の逮捕を報道するのはいいが、一緒に新幹線に乗ろうとして、新幹線の乗車口に殺到し、カメラと記者のおしくら饅頭の映像を興奮しつつ垂れ流す事にどんな意味があるだろう? 夕方のTBSはテレビのニュースはひどかった。逮捕の速報が流れた直後、被…

今週のお題 「いま無性に食べたいもの」

お袋にメールしたら、今週の半ばに有馬温泉に一泊してくるらしい。有馬温泉の有馬グランドホテルは親父が未だ現役で仕事していた時、阪神珊瑚組合という同業者の集まりが、月一くらいで有馬グランドホテルでひらかれていて、そのお土産にいつも買ってきてく…

図説 不潔の歴史 (単行本) キャスリン アシェンバーグ 著 鎌田彷月 訳 原書房

如何に西洋人が身体を洗わなかったか?という歴史。ベルサイユ宮殿は非常に臭ったというのは有名な話ですが、それは昔の話、、、と思いがちだが、キリスト教の慣習によるものもあるが、ペストの流行等で水が病を媒介するという事を恐れ、水煮は極力触れない…

みうらじゅん対談集 正論。 (単行本(ソフトカバー)) みうらじゅん 著 コアマガジン

雑誌BUBKAに連載されていた対談集に、久本雅美との対談と、あとがき代わりの吉田豪によるみうらじゅんインタビューを加えたもの。 基本的に知らない人を呼ぶのではなく、知っている人との対談集なので、みうらじゅん氏に対してなんの基礎知識もなく読んでも…

広島原爆―8時15分投下の意味 (単行本) 諏訪澄著 原書房

広島への原爆投下が決定された経緯に色々と問題が言われていて、いろんな研究が行われている。なぜ広島が選ばれたのか。なぜ京都や新潟は候補地に挙がりながら外されたのか。小倉が広島に次ぐ目標であったにもかかわらず長崎に投下されたのはなぜか。小倉が…

パクス・アメリカーナの転回―ジャーナリストの見た現代史(単行本) 仲晃著 岩波書店

「アメリカの世紀」と呼ばれる20世紀。キューバミサイル危機で頂点に達する東西冷戦が、ケネディ政権の瓦解によて如何に変わっていくのかを語る。92年の出版だが、90年代以降、ソビエトの崩壊で東西双方の当事者とキューバ自身の参加によって可能とな…

鏡の国のアリス 広瀬正小説全集4 広瀬正著 集英社文庫

僧正殺人事件:ヴァン・ダイン 著 鈴木幸夫 訳 角川文庫

高校生の頃、東京創元社版を読んだ。古本屋で見かけて、久しぶりに読みたくなって買った。所謂童謡殺人のルーツ的作品。パタリロが「誰が殺したクック・ロビン」とやっていたのは、(もちろん、歌自体はマザー・グースだが)この本の事だったはず。

13日間で「名文」を書けるようになる方法:高橋源一郎 著 朝日新聞出版

明治学院大学で「言語表現法講義」という講座を持っている作家・高橋源一郎氏の、その13回の講義(休講1回含む)と1回の補講の記録。タイトルがハウ・ツー本っぽくなっているが、「言語表現法」という講義名にあるように、これはいわゆる「名文」を書くため…

ペンブックス ダ・ヴィンチ全作品・全解剖 (Pen BOOKS 1):ペン編集部 編 阪急コミュニケーションズ

冷血:トルーマン カポーティ 著 佐々田雅子 訳 新潮社

農場を経営する四人家族がそのむごい運命を知らずに過ごした最後の1日。そして、その家族を散弾銃で次々と殺害した二人組の男達が、犯行の後、逃亡の果てに逮捕されて、死刑判決を受けて絞首刑になるまで。「ティファニーで朝食を」などで売れっ子作家であ…

アレン・ダレス 原爆・天皇制・終戦をめぐる暗闘:有馬 哲夫 著 講談社

アレン・ダレスはアイゼンハワー政権=冷戦時代のアメリカCIA長官としての顔が最も有名だろう。CIAの草創期を支えたCIAの顔でもあり、ケネディ政権に変わって、キューバのピッグス湾侵攻作戦が失敗に終わった時、その責任を問われてケネディからCIA長官を解…

アメリカの反知性主義:リチャード・ホーフスタッター 著 田村哲夫 訳 みすず書房

アメリカの反知性主義 もともと投票結果に関する疑惑もあった一期目の選挙、そして9.11テロに関する様々な問題が明るみに出てきて、誰もが二期目の再選は難しいのではないかと思っていたら、当選してしまったジョージ・W・ブッシュ。ブッシュの背後にはキリ…

鱧(はも)

鱧(はも)という魚は関東の方では馴染みが薄いようですが、関西生まれの私は大変好きな魚の一つです。 実は鱧という魚は見た目はちょっと怖い感じのする細長い魚です。白身の魚ですが、小骨が多いため、そのままでは食べられず、身に細かく包丁で切れ目を入…

[[今週のお題]]最近の一枚

お盆にカミさんの実家の宮崎に帰った時のカミさんの姿を取った写真です。リフトを使って上った高台の展望台で、柵に上って懸命に写真を撮っています。確か本人は高いところが苦手の筈なんですけどね。もう結婚して16年になりますから、お互い40越えています…

エンロン 内部告発者:ミミ・シュワルツ、シェロン・ワトキンス 著 酒井泰介 訳 ダイヤモンド社

エンロン 内部告発者 過去最高(当時)とも言われる400億ドルの負債額を抱えて倒産したエネルギー企業エンロン。天然ガスのパイプラインを保有する地味な会社だったはずのエンロンが如何にしてトップに立ち、如何にして腐敗し、瓦解したのか。そもそもエンロ…

独断流「読書」必勝法 (講談社文庫):清水 義範 著 西原理恵子 イラスト 講談社

独断流「読書」必勝法 (講談社文庫) 清水義範氏とさいばら女史の名コンビが世界の名作と言われる文学作品の読書案内をする。さいばら氏の絵は本編と余り関係なかったりしますが・・・さいばら氏の、自分の幼少期の家庭の方がよっぽど世間から遭難していたか…

帝銀事件はこうして終わった―謀略・帝銀事件:佐伯省 著 批評社

帝銀事件はこうして終わった―謀略・帝銀事件 2000年に読んだ本「ドキュメント帝銀事件」 和多田進 著のベースになった本というか、巻末の著者へのインタビューを読むと、ライターとしては全く素人で体調も良くなかった佐伯氏がホテルに和多田氏と缶詰になっ…

夏の星空

カミさんもブログをやっていて、其処は宮崎県在住者や、出身者のブログサイトで、そこでカミさんは宮崎つながりの友人が何人かいるようで、帰省した折にたずねて行ったりする様になった。 今日はマメ柴犬を飼っている焼肉店経営の奥さんの処へ。 焼肉はとて…

奈良です

かみさんの運転で、横浜to奈良です。12時間かかりました。経費 節減煮はなるけど、渋滞するは、疲れるは、温暖化は進むはで、これは やっぱり長い目でみると失政ではないかなと思う。 やっぱり、本来取っていた費用をカットして政策だと言われても、じゃあ…

twitterで呟いていると

どうしてもブログの方が疎かになってしまいます。 長男の学校の高等部は神奈川のベスト8までいき、カミさんと二人で横浜スタジアムまで応援に行ったのも空しく、コールド負けを喫してしまいました。 その時の前の試合で、横浜高校と熱戦を繰り広げ、サヨナラ…