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パクス・アメリカーナの転回―ジャーナリストの見た現代史(単行本) 仲晃著 岩波書店


「アメリカの世紀」と呼ばれる20世紀。キューバミサイル危機で頂点に達する東西冷戦が、ケネディ政権の瓦解によて如何に変わっていくのかを語る。92年の出版だが、90年代以降、ソビエトの崩壊で東西双方の当事者とキューバ自身の参加によって可能となったキューバ危機の再検証や、ベルリンの壁崩壊関して、果たして壁はなぜできたのか?西側は壁を崩そうとした事が果たしてあったのか?という当時のホットな話題が、共同通信社の記者の目から語られる。