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2014年読書レビュー

ここは随分ほったらかしなんで、なにを今更という感じではありますが、毎年のことなので今年の読書の振り返り。

ブクログの記録によると今年の読書は35冊(21作品)でした。

冊数と作品数の乖離が大きいということは、それだけ長編が多かったという事になりますが、元々の目標は年間50冊(50作品)なので、今年は丁重であったというのは否めません。原因は不明ですが6月なんて一冊も「読んだ」になった本がありませんでした。決して読みたい本が無いのではなく、読みたい本は沢山あります。新刊でもでていますし、既刊でも、テレビやラジオ、映画等で面白そうな作品に出会うことはしょっちゅうで、Amazonのほしい物リストや図書館蔵書検索サイト「カーリル」の「読みたいリスト」は増えていく一方です。


カーリル | 日本最大の図書館蔵書検索サイト

 

さて、今年のベストですが、ベスト1ではないものの、スティーブン・キングの「11/22/63」について触れない訳にはいかないでしょう。ちなみに、中高生の使う英和辞書ほどのあんな厚い上下巻(しかも中身は確か2段組)、文庫本になったら5分冊位になるんじゃないでしょうか。それでも今回は2冊・1作品というカウントになります。

この作品はなんか久しぶりにキングらしい長編を読んだ気がしました。最後をどうまとめるのかちょっと心配になりましたが、キングらしい結末だったと思います。文庫化されたら又買って読みそうな気がする。

でも、今年読んだ中で一番はヤッパリ「ミレニアム」かなぁ。今更というタイミングで読んだわけですが、評価が高いのもうなずける。

僕は映画もハリウッド版(こちらは「ミレニアム1」のみが映画化)、オリジナルのスゥエーデン版(こちらは1、2,3を映画化)を見ました。本来なら続編があったはずとのことですが、それが読めないのがなんとも惜しい。

こういう面白い作品に出会えた一方で、それ以外はあまり記憶に残らない作品が多かった気もします。

Kindel Paperwhiteは活躍してくれました。しかしながら、「11/22/63」みたいな分厚い本こそKindleで買えると、鞄にポンっと入れて、通勤途中でも読めるのですが、Kindle化されていないので、結構読むのに苦労しました。

今年は昨日、1冊読み終わりましたが、並行して読んでいるもう1冊は、上下巻のまだ上巻なので、このまま持ち越しです。

2015年は40作品はせめてクリアしたい。