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タイムクエイク カート・ヴォネガット著

Amazon.co.jp: タイムクエイク (ハヤカワ文庫SF): カート ヴォネガット, Kurt Vonnegut, 浅倉 久志: 本
タイムクエイク (ハヤカワ文庫SF)
「猫のゆりかご」が一番好きだったが、「スローターハウス5」も改めて読んでみたくなった。
ヴォネガットみたいなスタイルの作家はあまり日本にはいない気がするなぁ。
余談だけれども、ヴォネガットの初期の著作では著者名は“カート・ヴォネガット・ジュニア(Jr.)”となっているが、途中からこの“ジュニア”が無くなる。何故なのかなぁとずっと気になっていたのだが、西洋では親子や祖父や祖母とで同姓同名というケースがあり、双方が存命中は区別するために親(祖父母)に“シニア”、子に“ジュニア”を付ける。しかし、片方(大抵はシニアの方)が亡くなると、区別する必要がなくなるのでジュニアが取れる、という事だというのを数年前に知った。