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長男は中学三年生で、春には高校に進学する。中高一貫校だから大々的な卒業式は無いのだが、卒業の儀式として「茶会」がある。学校が授業の一環として茶道を取り入れていて、茶道の授業があるので、卒業を記念した茶会が開かれるという訳。
昨年行った修学旅行先で陶芸教室があり、卒業茶会で使用する茶碗を各人が作ってきていて、その息子の作った茶碗で親がお茶を頂くという趣向だ。くじびきで各生徒の役割(受付役、最初に茶道の作法を説明する役、亭主役、半東役・・・)を決めて行われた。
長男の役は「半東(はんとう)」という役で、お茶菓子やお茶碗の上げ、下げをする役割。20名くらいの父兄を相手に、数人の半東役の生徒がお菓子や、お茶を運んでくれる。
残念ながら順番の周りが合わず、自分にお茶を運んでくれたのは我が息子ではなかったが、息子が作ったお茶碗でお茶を頂きました。