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見仏記〈2〉仏友篇:いとう せいこう 著 絵:みうらじゅん 角川書店

見仏記〈2〉仏友篇
見仏記〈2〉仏友篇 (角川文庫)
京都出身で小学校の頃に見た仏像の迫力に衝撃を受け、それ以来仏像ファンになり、京都や奈良などの寺院巡りをして仏像を見まくり、小学生にして仏像スクラップブックなるものを作成していたというみうらじゅん氏。
そのみうら氏に誘われて共に見仏の旅に出て、33年後に三十三間堂でまた会おうと誓う仏友となったいとうせいこう氏。この二人がパート1に続いて見仏の旅を再び始める。
いとうせいこう氏の内側に深く切り込む洞察に対して、どことなくあっけらかんとしていながら、核心を突くみうらじゅん氏のコメント。ちょっとここで紹介されている仏像を見て回りたくなった。