ブックカバーの深い世界
今週のお題 私の生活習慣
本を読むときにはブックカバーが必須なんです。
中学生の頃横溝正史ブームがあって、推理小説を読み始め、海外のミステリーにはまっていた時は、一冊一冊藁半紙でブックカバーを作り、それぞれのタイトルの題字のデザインやカバー絵を考えて描いたりしてました。
今はそんなカバー恥ずかしいから作りませんが、布製やビニール製の市販のブックカバーを色々持ってます。
文庫本、新書、単行本、菊判などサイズも揃える必要があるし。
例えば文庫本も、ミステリーやSF好きならハヤカワ文庫は必ず読むでしょうが、今のハヤカワはトールサイズと呼ばれる他の出版社の文庫に比べて少し背が高いサイズになったので、通常の文庫本サイズのカバーには入らないので、それ用のカバーが必要だったりします。
ハヤカワポケットミステリというシリーズもあり、新書サイズと言われてますが、これも他の親書に比べると背が高い。
まずブックカバーはこういうサイズにバリエーションが必要。
もう一つサイズに関連することでは単行本。ハードカバーと言われる分厚く固い表紙のものと、ペーパーバックの様に少し厚みがあるだけで柔い表紙のもの。
これは表紙を挿し込む袋部分のマチの加減が微妙に影響する。
ハードカバーのものはマチがちゃんとあるカバーでないと挿込めない。一方でペーパーバックの場合はマチが少ないものを使わないと、カバーが緩くて持ちにくい。
次はブックマークのリボン。
単行本や新潮文庫は本そのものにブックマークのリボンが付いていますが、付いていないものはカバーについていれば便利。
紙製の栞などもありますが、あれはうっかり落としてしまうことがあるので、入浴しながら本を読むことも多い自分にはむかない。
何度湯船に栞を落としたことか、、、
なお海外の翻訳小説で、巻頭に登場人物一覧があったり、ノンフィクションもので関連する地図などの資料ページ、註のページがある本を読むことが多い身にとって、ブックマークのリボンは二本以上付いているカバーが便利です。
ここまで読んだ、というところにブックマークするのは普通ですが、もう1本のブックマークをそういう何度も参照することになるページに挟んでおきたいからです。
そしてもう一つ便利なのがバンド。
ブックカバーに本全体に回し掛けて、本が勝手に開かないようにするゴムバンドが付いていると、ごちゃごちゃしたトートバックの中などに本をポンと入れて持ち歩いても、バンドで本が開かないのでブックマークが外れたり、本にカバンの中のものが挟まってページがヨレたりしません。
最近は買ったブックカバーに自分でリボンやバンドを付けて改造して使うようになりました。
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