Since 1996

痛手

実は、5月の初め頃に普段使用しているMacBook(White)のハードディスクから急に異音がし始めたかと思うと、瞬く間に起動不能に陥ってしまった。たまたま会社のノー残業デーにあたっていたので、仕事を終えたあとで渋谷のアップルストアに持ち込んで修理依頼した。
1年前にPowerBookG4(12インチ)の電源ケーブルを足に引っ掛けてダイニングテーブルから落っことした時は、直後の数時間だけハードディスクは異音を発しながら生きていてくれた。当時はメールとアドレス帳以外はあまりこまめにバックアップを取っていなかったので、iPhotoiTunesに入れている写真や音楽データを必死に外付けHDDにコピーした。段々と異音が大きくなり、どんどん挙動のおかしくなるPowerBookと格闘しながらのデータ救出劇だった。結局7割〜8割くらいのデータは救出できたし、救出できなかったデータも一部はCDなどのオリジナルデータを持っていたから大丈夫だったが、1割くらいは結局失われてしまったと思う。
それ以来、古いWindows機をLinuxサーバにして、こまめに写真や音楽データのバックアップを取る様になった。今回の急なご臨終の場合、バックアップを取ったばかりだったのでメール、音楽、写真等々のデータ紛失はゼロだった。
でも、ちょっとだけ痛かったのは、最近残す様にしていた読書記録。そもそもこのはてなダイアリーでもReadingBooksというカテゴリーを作って読書記録をつけているが、Booksというソフトを使って記録を残し始めていた。このBooksはMacBookiSightカメラを使って本の背面に印刷されたISBNのバーコードを読み取り、Amazonから書籍情報を取得して設定してくれる。読書記録を作るとき以外と面倒なのが著者名や訳者名等をひとつひとつ入力して行く作業だったりするのだが、それが非常に楽になった。
ここ数ヶ月の読書記録をこのBooksに残していたのだが、そのデータをバックアップ対象に入れる事を忘れていたため、そのデータだけは救われなかった。まぁ、この柳葉魚日記に残っているから良かったのだけれど。
ちなみにPowerBookがご臨終してMacBookを購入して約1年。5月の22日で1年間の保証期間が切れる寸前の今回のトラブル。あと2週間ほど発生が遅れていたら保証期間を過ぎていました。危ない危ない。
今は新しいまっさらなハードディスクになったMacBookに、サーバからバックアップデータを戻し、ほぼ以前通りの状態に戻った。アップルのAppleCareProtetionPlanも購入し、あと2年保証期間が延長されたのでした。
Booksのサイトはこちら↓
screenshot