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宮崎と札幌

北海道大学に入学した頃は、なんとなくぼんやりと将来もそのまま北海道に住むつもりだった。

特に関西に戻りたいと思っていなかったし、首都圏にも興味がなかったし。

なぜか就職活動を始めた頃は偶然にも好景気(バブル最盛期)、空前の売り手市場。

内定を何社からももらう人が沢山。

そもそも北海道の大学で、文学部となると、道内企業は入れても、首都圏の企業に就職なんて難しいと言われていたのに、何故かみんな全国区の金融系やメーカーにどんどん内定決まっていた。

そんなわけで会社員になってみようと思い、就職活動していた。

男にはようわからんからという理由で、下着メーカーか、化粧品メーカーに行ってみたいと考えて、面接受けたりしていたが、一方でこだわりがないので、一番最初に内定をくれた会社に決める、その時点で就職活動も止める、と決めて活動していたら、今の会社になってしまった。

首都圏のメーカーで、しかも北海道には事業所なんてないから、そういう転勤もない。

就職した頃は果たして何年続けられるだろうか?と思っていたが、気づいたら30年近く勤めているし、就職以来、寮も含めてずっと横浜に暮らしている。

でも、今でも宮崎と札幌に住処を持つのが夢です。

書籍化記念! SUUMOタウン特別お題キャンペーン #住みたい街、住みたかった街

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by リクルート住まいカンパニー